歯科技工士(しかぎこうし)

医療・ケア
医療とケアの仕事

歯科技工士(しかぎこうし)とは?

歯科技工士は、歯科技工士法に基づく国家資格で、入れ歯・差し歯・クラウン・ブリッジ、矯正装置などの歯科補綴物を製作する専門職です。 歯科医師の指示のもと、精密な技工物を作り、患者の口腔機能の回復や審美性の向上を支える役割を担います。 手先の器用さと高度な技術が求められる資格です。

歯科技工士は歯科医院だけでなく、歯科技工所や大学・研究機関などでも活躍の場があります。高齢化に伴い入れ歯やインプラントの需要が増えており、将来的にも安定した需要が見込まれる資格です。

  • 資格の種類: 国家資格
  • 分野カテゴリ: 医療・ケア
  • 対象者: 歯科技工士を目指す学生、歯科分野で働きたい人

試験概要

実施団体厚生労働省
受験資格歯科技工士養成所または指定課程を修了した者
試験日程年1回(3月頃)
試験方式筆記試験(マークシート方式)
試験科目解剖学・生理学・口腔衛生学 歯科技工学総論・各論 材料学・金属学 歯科補綴学 関連法規
合格率約70%(令和5年度:受験者1,370人/合格者966人)
※出典:厚生労働省「歯科技工士国家試験結果(令和5年度)」
受験料18,000円前後

歯科技工士になるために必要なこと

  1. 養成課程修了: 歯科技工士養成所・専門学校・短大で2年以上学ぶ
  2. 国家試験合格: 厚生労働省が実施する国家試験に合格
  3. 登録: 厚生労働大臣の名簿に登録され、資格証が交付される
  4. キャリア形成: 歯科技工所・歯科医院で経験を積み、専門分野(補綴・矯正・インプラント等)を伸ばす

歯科技工士が必要な職業/あると有利な職業

必ず必要な職業

公式情報/出典

  • 厚生労働省「歯科技工士国家試験」
  • 厚生労働省「歯科技工士国家試験結果(令和5年度)」

難易度: ⭐️⭐️⭐️ (難易度3)
※難易度は合格率・学習内容・実習量をもとに当サイト独自に評価しています。

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